作品15 茶つなぎ

 

 

ハガキ : 

芭蕉 笈の小文より

 

 

 

 

55cm(高さ)×15cm(幅)

 

 

 

 

 

 
 
「茶つなぎ」
テレビの時代劇に出てくる浴衣は必ずといっていいほど 「吉原つなぎ」 という鎖状の模様です。
なぜだかよくわかりませんが、この軸の上下の布はその模様に似たおもしろい模様です。
ハガキは松尾芭蕉の 「笈の小文」 より。
芭蕉の弟子のひとり、美男で若い坪井杜国(当時万菊丸といわれていた)に逢いに行った場面。
「笈の小文」 は 芭蕉の紀行日誌をもとに彼の死後、弟子たちが編んだものです。